入れ歯のメリット
インプラントに比べ、入れ歯は保険が適用となるため、費用を抑えて治療を受けることが可能です。また、手術をしなくて済むので、治療による身体の負担も少なく済みます。 「入れ歯になりたくない」という理由で、当院を受診される方は多いのですが、入れ歯にも多くのメリットがあります。
治療期間が短い
インプラントよりも治療期間を抑えられる。(通常1~2ヵ月)
どこの歯医者でも治療できる
専門的な設備や技術がなくても安全性の高い治療が可能。
ほとんどの症例で適応する
骨や全身の状態、欠損の大きさに関係なく治療が受けられる。
保険がきく
保険が適用となるため、費用を抑えて治療が受けられる。
手術が必要ない
手術が不要で、身体の負担を抑えた治療が可能。
お手入れしやすい
入れ歯は、ご自身で外せて、そのまま外して洗浄できる。
入れ歯のデメリット
入れ歯のメリットには、次のようなものがあります。
デメリットも把握して、治療選択を行うことが大切です。
固い物が噛めない
保険の入れ歯は、天然歯の10~20%まで咀嚼力が低下してしまう
痛みが生じる
噛んだ時に入れ歯がずれることが原因で、擦れて痛みが生じる
口を開けた時に外れる
笑った時や会話の途中で外れてしまう場合がある
入れ歯のバネが目立つ
保険の部分入れ歯はバネが金属で目立ってしまう
骨の吸収が進む
顎の骨に咀嚼の刺激が伝わらないため、骨がやせてしまう
調整・作り直しが必要
使っているうちに合わなくなるため、定期的な調整が必要
入れ歯のデメリットを解消できる
「インプラント治療」という選択肢
多くの歯を失っている方、総入れ歯をお使いの方には、身体的・費用的な理由から、インプラント治療を諦めてしまっている方もいます。当院では、患者様のご希望に合ったインプラント治療をご提供していますので、お気軽にご相談ください。
インプラントブリッジ
(ボーンアンカードブリッジ)
少ないインプラントを埋入し、連結した人工歯(ブリッジ)を装着することによって、費用的・身体的負担を軽減して多くの歯が入ります。
入れ歯に比べて咀嚼機能が高いことはもちいろん、取り外す必要がないため、自分の歯と同じ感覚で噛めるというメリットがあります。
少ないインプラントで多くの歯を装着
オールオン4 / オールオン6
4~6本のインプラントを埋入し、連結した人工歯を装着する治療法です。総入れ歯の方をお使いの方、多くの歯を失っている方のインプラント治療は、埋入本数が多くなり、費用的・身体的な負担が大きくなってしまいますが、オールオン4・6という術式を用いることによって、少ないインプラントで負担を抑えてインプラント治療を受けることが可能です。
オールオン4/オールオン6とは?
オールオン4・6は、多くの歯を失っている方のために開発されたインプラント治療であり、一度の治療で片顎すべての歯を一度に取り戻すことが可能です。総入れ歯をお使いの方は、骨の吸収が進んでいる場合が多いのですが、患者様の骨の状態等にあったインプラントを選定し、適した角度にインプラントを埋入することで、インプラントがしっかり固定され、咀嚼機能を回復できます。
- ◆手術当日に仮歯が入る
- ◆費用や身体的負担、治療期間を軽減できる
- ◆固定式なので、自分の歯と同じ感覚で噛める
- ◆メンテナンスさえ行えば、長持ちする
インプラントで入れ歯を固定する
「オーバーデンチャー」という選択肢
オーバーデンチャーとは、インプラントで入れ歯を固定する治療法です。インプラントという安定した固定源を得ることで咀嚼能力が向上する、自分で取り外せて入れ歯と同じようにお手入れできる、といったメリットはありますが、義歯の作り直しが必要になるといったデメリットもあります。