歯を抜いた後の治療法(補綴治療)
歯を抜いた後の治療(補綴治療)には、ブリッジ・入れ歯・インプラントがあり、
失っている歯の本数等、お口の中の状態によって行える治療は違ってきます。
ブリッジ
入れ歯
インプラント
歯が抜けたままにしておくことの悪影響
抜歯後すぐに補綴治療をしなくても、すぐに支障をきたすことはないかもしれません。
しかし、そのまま放置していると、次のような悪影響が及ぶため注意が必要です。
歯並び・噛み合わせへの影響
たとえ1本の歯でも、抜けたままの状態を続けていると、歯が傾いたり、伸びたりして、歯並び・噛み合わせに影響してきます。歯が抜けたまま放置することで、矯正治療が必要になる場合もあるのです。
また、歯並び・噛み合わせの乱れは、顎関節症等のさらなる悪影響を招きます。
歯が傾く
歯が傾く
歯は隣り合う歯に支えられていますが、歯を失って支えを失うと、歯がないところに向かって歯が傾いてきます。
歯が伸びる
歯が伸びる
噛み合う歯がなくなると、歯がないところに向かって少しずつ歯が伸びてしまいます。
審美性への影響
歯が抜けたままの状態では、見た目に影響します。「目立たない場所だから…」と思っていても、歯が抜けているところを隠したり、口元を気にして過ごすことは、笑顔や人に与える印象に悪影響を及ぼします。
顎の骨への影響
歯が抜けた箇所は、咀嚼の刺激がなくなるため、顎の骨が少しずつ減っていきます。後にインプラントを入れたくても、骨の量が減少し(骨がやせて)、骨を増やす治療が必要になってしまうのです。
また、場所によっては頬がこけてみえたり、シワができる原因にもなります。