根管治療の問題により前歯を失った審美症例
根管治療の問題により上顎前歯の抜歯となり、インプラント治療を希望し来院された患者様です。
before
after
before
after
- 患者様
- 30代・女性
- 治療の内容
- 根管治療の問題により、上顎前歯の抜歯となりました。抜歯後、組織再生を行ってインプラント周囲の軟組織や骨量を回復させたうえで、最終上部構造を装着しました。
- 治療期間
- 抜歯後6ヵ月
- 費用
- 572,000円(税込)税率10%
治療前
抜歯後の状態です。抜歯した部位の骨のボリュームが減っているため、組織再生(骨造成・歯肉増生)を併用したインプラント埋入を計画しました。抜歯後は骨の幅が半分くらいになるのが一般的です。
インプラント埋入
造成手術・インプラント埋入後の状態です。インプラント周囲の軟組織が大きく増大していることがわかります。
組織が安定するまで、仮歯(プロビジョナルレストレーション)を使用します。
上部構造
(デジタルプランニング)
最終上部構造をコンピューター上でデジタルプランニングを行います。スクリュー固定式のジルコニアフレームのインプラント上部構造をデザインしました。
治療完了
(最終的な上部構造を装着)
最終的な上部構造は、ジルコニアフレーム上にポーセレン(陶材)を蓄積しました。色調調整を行い、スクリュー固定のインプラント上部構造を装着した状態です。
インプラントの安定はもちろん、上部構造・歯肉ともに良好な調和が見られています。
インプラント治療をご希望される方へ
標準的な治療の内容
インプラント治療は、何らかの理由で歯が抜けてしまった部分の顎骨に、チタン製の人工歯根を埋入して土台を作り、その上に義歯を装着することで、新たな歯を作る治療法です。
※インプラント治療の詳細はこちらでご紹介しています。
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
- 見た目の良い人工歯を装着できる
- 独立した歯を作るため、他の歯に影響しない
- 天然歯と同じような感覚で使用できる
- 骨がやせるのを防ぐことができる
デメリット
- 外科手術が必要となる
- 十分な骨量が必要となる
- 保険が適用とならないため、費用が高くなる
- 入れ歯・ブリッジよりも治療期間が長くなる
起こり得るリスク・注意点
- 術後に出血が続く場合があります。(うがいを頻繁に行わないでください)
- 術後に腫れや痛みが生じる場合があります。
- 下顎の場合、一時的に麻痺が生じる場合があります。
- 上顎の手術の場合、術後に鼻血が出る場合があります。
- 治療後は十分にメンテナンスを行わなければ、細菌に感染しやすくなります。
※当院ではさまざまなリスク回避への対策を徹底するとともに、術前・術後の注意点をご案内しています。
※インプラント治療のメリット・デメリット・リスクの詳細については、こちらでご紹介しています。
インプラント治療費
インプラント
(1本あたり)
45.3万円~47.3万円
(税込498,300円~520,300円)
※インプラント治療費の詳細については、こちらでご紹介しています。
当院では、患者様が治療を正しく理解し、納得の治療を受けていただきたいという願いから、「インプラント無料相談」を実施しています。自分に合った治療法がわからない、インプラントのリスクが心配、自分の場合の費用総額が知りたい、という方にご利用いただいています。治療に関する不安や疑問点は、どのようなことでもお気軽にご相談ください。